『ブランドサイト』と『ネットショップ』は分けるべき?

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日本の企業が自社の公式ホームページを作成するようになったのは1990年頃の話です。ネットショップはその5~10年後、1990年代後半から広く認知されるようになりました。

日本のメーカーにおいては現在でも『コーポレートサイト』『ブランドサイト』『ネットショップ』など複数のサイトを別々に運営している企業が多くあります。しかし海外では、特に『ブランドサイト』と『ネットショップ』を統合したスタイルが主流となりつつあるのです。

『ブランドサイト』と『ネットショップ』は別々にあったほうがよいのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを解説いたします!

『ブランドサイトとネットショップを“統合する”こと

【メリット】

①コスト面

運営するサイトが1つになることで、サーバーやドメインの管理費用などが削減できます。CMSなどツールを導入するハードルも低くなりますね。また更新作業についてもひとつのサイトに対して行うため、人的コストや更新ミスも少なくなります。

②ブランドサイトからECへ流入する人が増える

ブランドサイトでは代表的な商品や新作を掲載することが多くあります。ブランドサイトを訪れた人がそのまま購入できる導線があれば、EC全体の売上向上も見込まれます。

▼統合しているタイプ(例:ユニクロ)

BRA_ 2(UNI)

画像でブランドの魅力を伝えながら、商品詳細へ進むことができます。ECと統合するにはある程度『価格』を外に出す必要がありそうですね。

ブランドサイトとネットショップを“分ける”こと

ブランドサイトとネットショップを分けるメリットは、つまりは統合する場合の反対です。

①ブランド戦略が取りやすい

商品やブランドごとにテイストが異なる場合、ブランドサイトを別に設置した方が世界観を伝わりやすくなります。運用やマーケティングにかかるコストはデメリットになりますが、画像掲載の幅制限・商品説明が世界観を壊してしまうなどの問題を回避でき、1つのサイトを最大限に使って世界観を伝えられることは大きな武器になります。

②SEO対策に有利

検索エンジンがサイトを自動評価する際のポイントは、ページの内容とインデックスの一致やページの重複などです。つまり様々なテイストのコンテンツが混在しているよりも、ページごとにコンセプトがはっきりしているほうがSEO対策としてはプラス評価につながるのです。

▼統合しているタイプ(例:4℃)

【ブランドサイト】

BRA_3(4C_1)

【ネットショップ】

BRA_4(4C_2)

ブランドサイトに比べ、ネットショップは『欲しい商品を探す機能』が充実していることがわかりますね。当然ながら、ブランドサイトにネットショップの導線を置くことも必要になります。

ブランドサイトとネットショップが分かれるもう1つの理由

海外では、ブランドサイトとネットショップが統合された形が主流となりつつあります。日本でブランドサイトとネットショップが分かれるもう1つの理由は『製作する側の都合』です。

クリエイティブな能力が求められるWEBデザイナーは、デザイン性に優れた『ブランドサイト』を製作するのは慣れていても、デザイン面での制約が多い『ネットショップ』の制作は慣れていない人が多いのです。

また従来のネットショップは受注や更新作業、管理の効率性が重視されており、デザイン面での自由度が低いシステムであることが多かったことも理由の1つです。

現在はデザイン性に優れたCMSカートも出てきています。メリット・デメリットを比較した上で、自分のネットショップに合ったデザインでネットショップを作りたいですね。

EC情報発信編集部

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