最終更新日: 2018-12-13
売上だけではなく、なぜ「利益」を上げる必要があるのか?
売上はどんなにたくさんあっても、「利益」が少ないと実際に商品仕入れや広告費などネットショップ運営にかけられるお金がなくて赤字になりますよね。
売上だけを意識するのではなく、「利益」もアップさせなければいけません。
「利益」については、もちろんショップオーナー様はご存知のことかとは思いますが、再認識をして成果を出していただくために簡単にご説明します!
そもそも利益って??
「利益」とはあなたの収入のことで、会社勤めの給料に例えると『手取り』とか『年収』と呼ばれているものです。
■利益はどのように計算されているの?
「利益」は 利益 = 売上 - 販管費 となります。
■「売上」と「販管費」ってなに??
「売上」とは『お客様の数』と『商品の単価』をかけたもので、
売上 = 客数 × 単価 となります。
「販管費」とは『人件費』『水道光熱費』『宣伝広告費』『賃借料』など、運用に必要な経費を足したものです。
販管費=人件費+水道光熱費+宣伝広告費+賃借料+α となります。
etc・・・
「売上」から「販管費」を引いたものが「利益」となります。
繰り返しですが、利益 = 売上 - 販管費 となります。
「利益」をあげるためには売上を上げて販管費を抑えることが重要ですね。
では、「利益」についてもう少し細かく見ていきましょう!
ネットショップの「お客様」を分類すると?
ネットショップにはどんなお客様がいますか?
新規のお客様とリピートされるお客様がいますね。
1.新規のお客様
2.リピートされるお客様
ネットショップに訪れるお客様の売上から「利益」を求めるには、
1. 新規客の「売上」から「販管費」(宣伝広告費など)を引いたもの
2. リピート客の「売上」から「販管費」を引いたもの(リピート客を維持するためにかかった費用など)
「利益」=(新規客の売上-販管費)+(リピート客の売上-販管費)となります。
販管費は新規客よりもリピート客のほうが少なくて済みます。
よって、新規のお客様をお店に呼ぶために多大な宣伝広告費をかけるよりも、リピート客の売上を増やしたほうが利益を増やすことに繋がります。
なぜなら、リピート客は一度リピーターになってもらえれば最小限の宣伝広告費で何度も購入してもらえるため、もっとも効率よく利益をアップすることができるからです。
効率よく利益をあげるなら、リピート客の獲得に注力しましょう!
「ではリピート客を増やすにはどうすればいいの?」
どのようにしてリピート客を増やすかの方法は、また今度お話させていただきますね。