越境ECにチャレンジ!越境ECの『ハードル』とその打開策とは??

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『越境EC』とは、海外在住の方に向けてネットショップで商品を販売することです。
日本国内で類似の商品と価格競争をするより、海外に広がっている未開の市場に自慢の商品を紹介していきたい・・・と、ネットショップオーナー様なら誰しも1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

2016年現在、大手メーカーで越境ECに乗り出している企業は少なくありませんが、中小企業や個人商店の方は、まだまだ手が届かない現状があります。

越境ECって何が難しいの?

越境ECには、国内ECにはない独特の難しさがあります。
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①海外販売向けのショップ構築
まず当然ながら、販売する国に合った言語でサイト表記する必要があります。国内用のASPカートを利用している場合、“デフォルト設定される文言”や“特定商取引法に基づく表記”は日本語になってしまいますし、金額も日本円で表示されます。よって、越境ECに適したカートを用いてサイト構築する必要があります。

▼越境ECのショップ構築ができるカート
・オープンソース:Magentoカート、Multilingualカートなど
・ASP :おちゃのこカート
・パッケージ型 :ecbeing、エビスマートなど

②海外購入者向けの決済方法導入
国によって決済の方法は様々です。為替や手数料の問題もありますから、海外の購入者に向いている決済を用意する必要があります。

▼越境ECに向いている決済
・クレジットカード決済(多通貨)
外貨建てでカード決済ができます。購入者は自分の国の通貨を選択しカード決済します。
・Paypal
世界に1億5,000万人以上アカウントを持っているユーザーがいると言われています。
・銀聯(ユニオンペイ)
Visa/Masterなどと同じく、カードの国際ブランドのひとつです。中国系の購入者をターゲットにするなら、無くてはならない決済だと言えるでしょう。
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③海外顧客向けの集客
サイトが出来ても、海外の方がそのサイトを見なければ購入には結びつきません。
国内のサイトでもSEO対策やリスティングを行うように、越境ECでも集客対策が必要となります。

④海外への商品配送
商品が購入された後に意外と問題となるのが、商品を海外配送する際です。販売自体は出来ても、マニキュアや一部化粧品は揮発性があるため空輸できなかったり、商品によっては輸入許可証、原産地証明書など税関で専用の書類が必要となることもあります。

また、海外配送は少々価格がお高めです。配送料は購入者負担とすることが多いようですが、梱包方法にも指定がある場合がありますので注意が必要です。

④購入者のアフターフォロー
越境ECを志す人にとって、1番気になるところではないでしょうか。もし商品を購入した方から、外国語で電話がかかってきたら・・・?

海外の方と普段やり取りしている方ならまだしも、急に応対するのは気が引けますよね。ましてや、それがもしクレジットカードの不正利用に遭っていたりしたら、上手く説明するのは難しいことでしょう。
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初心者が越境ECを始めるには?

全くゼロの状態から越境ECにチャレンジするのであれば、幾つかの段階を踏んで少しずつ勉強していくことをお勧めします。

・購入代行から始めてみる
自社で越境ECサイトをいきなり持つのではなく、購入代行のサービスを利用する方法です。商品ページにバナーを貼ってそこから海外の方に購入してもらう方法や、海外向けのモールに数点商品を掲載してくれるところもあります。

商品が購入された場合だけ手数料がかかるものや、手数料は購入者負担となっているものもありますので手軽に始められます。また、配送の手配や購入者対応を全て引き受けてくれるのも魅力です。

・Facebookの告知から始めてみる
Facebookで商品の紹介を行う際に、多言語で紹介してみるのはいかがでしょうか。Googleなどの翻訳機能を使いながら書いてみましょう。自社の商品が海外からどれくらい反響があるのか、テストマーケティングとしても利用することができます。

・代行してくれる会社にお願いしてみる
越境ECのサイト構築を代行してくれる会社にお願いするのもひとつの方法です。代行会社であれば越境ECに関する知識がありますから、実際の販売を行う際のサポートも充実しています。

補助金を上手に利用しよう

日本企業が越境ECを本格展開することを、支援する動きが広がってきています。
例えば中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)では、越境ECを新たに出店する場合の支援を行っています。サイト構築費用や集客費用を補助してくれますので、代行会社にお願いする際も負担が少なくて済むでしょう。

中小機構の補助対象となったショップ様専用のプランを用意している代行会社もあります。
▼Magentoカートを用いた越境EC構築代行『ジェイグラブ』
https://www.j-grab.co.jp/

いかがでしたか?越境ECはハードルが高い部分も多いですが、世界中に自慢の商品を紹介するチャンスがあると思えば、チャレンジしてみたくなりますね。

かぼす

大分県民です。大分はかぼすの名産地、すだちじゃないです。みなさんかぼす食べましょう。